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プレスリリース 2008年6月26日

財団法人しまね国際センター
HOPEプロジェクト
株式会社ウィルコム

「コミュニティ通訳ボランティア制度」における
PHSを活用した電話通訳の実証実験について
〜外国人住民がより安心して暮らせる地域社会を目指して〜

 財団法人しまね国際センター(島根県松江市、理事長:有馬 毅一郎、以下、しまね国際センター)、HOPE(Hiroshima Overplaces People's Education)プロジェクト(広島市、代表 田辺 孝二、以下、HOPEプロジェクト)と株式会社ウィルコム(東京都港区、代表取締役社長:喜久川 政樹、以下、ウィルコム)は、「コミュニティ通訳ボランティア制度」におけるPHSを活用した電話通訳の実証実験を2008年6月30日(月)より開始いたします。

 「コミュニティ通訳ボランティア制度」は、しまね国際センターが、外国人住民の暮らしをことばの面からサポートする同行通訳制度として、一部地域で通訳者を派遣するなど試行を経て2007年4月から施行している制度で、現在も多くの方々にご利用いただいています。しかし、一方で通訳者の派遣まで時間を要することや、場所によっては近隣に通訳者の登録がなく派遣が難しいなどの課題も明らかになってきました。

 しまね国際センターでは、こうした状況を改善するため2008年秋以降、「電話通訳」の導入を検討しており、制度構築の課題や機器・システムの検証などを行うことを目的とし、HOPEプロジェクトと協同でウィルコムのPHSを活用した「電話通訳」の実証実験を開始することになりました。

 この「電話通訳」が実現すると、ウィルコムの低電磁波・高音質のPHSの優位性・特長を活かし、たとえば病院などで外国人住民の方々が必要な時、必要な場所で通訳者を介し、コミュニケーションを図ることが可能となり、より安心して生活いただける地域社会の実現に向けた大きな一歩となります。

 今後とも3社は外国人住民の方々に、より安心して生活いただける地域社会の実現に向けて、「電話通訳」の導入に協力して取り組んでまいります。

 実証実験などの詳細につきましては以下をご参照ください。

【参考資料】
■ 電話通訳の実証実験の概要について
【目的】 しまね国際センターが2008年秋以降「電話通訳」を導入するにあたり、制度構築の課題や機器システムの検証を実施する

【内容】 行政窓口・薬局窓口など(モニター団体)に訪問した外国人住民の方に対し、通訳者がウィルコムのPHSを活用した電話通訳を行う

【実証実験の期間】 2008年6月30日(月) 〜 2008年9月26日(金)までを予定

【実験対象のモニター団体】 島根県薬剤師会 調剤薬局(出雲市内1ヵ所、浜田市2ヵ所)
松江市 健康推進課
島根県斐川町 町民課
ほか1ヵ所

【通訳登録者数】 12名(平日の9時〜17時で対応予定)

【対応言語】 英語、中国語、韓国語、ポルトガル語

【各社の主な役割分担について】 しまね国際センター:実証実験の主催、実施、運用、検証など
HOPEプロジェクト:実証実験の共催、企画・システム協力
ウィルコム:PHS電話機など電話通訳用の機器の提供、および企画協力

■ 電話通訳の実証実験のイメージ
電話通訳の実証実験のイメージ


財団法人しまね国際センターについてhttp://www.sic-info.org/
しまね国際センターは、県民の方々の幅広い国際交流活動、国際協力活動等を推進し、諸外国との友好親善と相互理解を深め、地域の国際化及び活性化に寄与することを目的として、1989年11月1日に設立されました。県人口が減り続ける一方で、外国人住民の数が年々増え定住化も進み「多文化共生社会※」の実現が求められるようになり、しまね国際センターでは2002年から「日本語教室の支援」「外国人住民のための相談窓口の設置」「多言語情報の発信」などに取り組み始めました。さらに2007年からは、全国的にもめずらしい病院・行政窓口・相談窓口・自治会行事などに通訳を派遣する「コミュニティ通訳ボランティア制度」を施行し、ことばの壁を取り払い、外国人住民がより安心して暮らせる地域づくりに取り組んでいます。
※ 多文化共生社会=国籍や民族などの違いにかかわらず、全ての県民が互いの文化的背景や考え方などを認め合い、共に安心して暮らせ活躍できる地域社会

HOPEプロジェクトについてhttp://hope-japan.seesaa.net/
さまざまな国から日本へやってきた異文化を持つ子ども達への、教科学習を意識した日本語教育を継続的に行うために、2003年7月 “HOPE(Hiroshima Overplaces People's Education)プロジェクト”を立ち上げました。学習面でのサポートをする一方、アイデンティティーに揺らぐ子ども達に母国に誇りを持ってほしい。母語を大切にしてほしい。そんな願いから「お話コンサート」という朗読会を企画。2004年から今年3月まで4年間で20回開催し、40余ヶ国語によるお話を紹介してきました。こうした活動を通して日本へ来た子ども達が少しでも不安なく学び、成長していくための手だての一つとして「電話通訳」のシステムを構築、企画しました。

ウィルコムについてhttp://www.willcom-inc.com/
ウィルコムは日本発の通信技術であるPHSの様々な特徴を生かした通信サービスを展開する通信事業者です。2001年、日本で初めてモバイルデータ通信の完全定額制を実現した「AIR-EDGE」の提供、また2005年にも日本初となる音声定額サービスを開始するなど日本の通信市場で革新的なサービスを提供してまいりました。またPHSは電磁波が微弱で医療機器や人体への影響が少ないという特長・優位性を有しており、全国4,000以上もの医療・介護機関での通信手段として広く活用されています。ウィルコムでは、2009年度からワイヤレスブロードバンドを実現する「WILLCOM CORE」の事業の提供を計画しており、真のユビキタス社会の実現に向けて邁進してまいります。

以 上


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